オートバイ用のレインウェアと自転車用レインウェア

私はオートバイにも乗りますが、職場が自転車通勤はＯＫだが、
オートバイ通勤は不可のため自転車で通勤しています。

オートバイ用のレインウェアと自転車用のレインウェアは似ている
ところがあります。

大きな違いは運動するか、しないか。
また、ヘルメットを被ることを前提としているかいないか

です。上衣に関してはオートバイ用のレインウェアはフードが付いてい
いないし、フードがついていたとしても、簡単なフードしかありません。

フードがついているような雨着は逆に言えば中途半端なものが多く
オートバイ用のレインウェアとして機能が高いものにはフードなどは

ありません。
オートバイ用レインウェア・レインスーツ


自転車はヘルメットを被らないのでどうしてもフードが重要になります。
形状的に空気をはらんでしまうため、難しい部分であるかと思います。
自転車用レインウェア



下衣はオートバイと自転車では似ている部分がありますが、オートバイ
は足の上げ下げがないので、擦れなどは自転車ほど気にすることが

ないと思います。
しかし、オートバイ、自転車以外のレインウェアで困るのが長さです。

立ったり歩いたりする分には問題なくても、自転車やオートバイに
またがると足首部分が露出してしまうことがあります。

自転車、オートバイ用は長さをまたがって乗ることを考慮され
長めに作ってあるものもあるため、登山や一般の雨着と違います。

自転車用レインパンツ

バイク用レインパンツ

ゴアテックスの透湿性は自転車には効かない

ゴアテックスという透湿性の優れたレインウェアを着れば
運動激しい自転車の雨天走行も快適、快適。と思われるでしょうが

さにあらず。
運動すれば、汗をかきますが、汗は水です。透湿性に優れる
というのは水蒸気の状態になった時に排出するのであって、

汗は排出してくれるわけではありません。水分が内側から
排出できたら、外からも水分である雨も入ってきてしまいます。

ビニール製のものよりはましという程度に考えた方が良いでしょう。
汗をかくような激しい運動をしないのであれば、蒸れた状態

を解消はしてくれるかもしれません。
雨の中、運動することを対象としたレインウェアは自転車

か、登山くらいでしょうか？運動量を考えれば自転車が
一番、発汗量が多いと思われます。

快適且つ濡れない。それを目指しているのですが、レインウェア
だけでは限界があるようです。

たとえ外部からの雨をシャットアウトしても内部の汗はどうする
こともできません。

季節にもよりますが、梅雨などはタダでさえジメジメとした中です
ので、替えの下着を用意することも必要です。

使用後のレインウェアはハンガーで干す

会社に着きました。レインウェアを着たまま
びしょびしょでオフィスには入れません。

たまたま、私のオフィスは屋根つきの自転車置き場がありますので
そこで、レインウェアを脱ぎ、このような折りたたみのハンガー

にレインウェアを通しつるしておきます。




帰宅時に雨がやんでいれば、そのままバッグに収納できます
下手に乾かしておくと降りたたんだ部分が濡れていたりしますの

で便利です。

雨中走行時の足

雨の時に困るのが足元。
一番防水性の高いのがレインブーツです。雨靴。

中途半端な長さの雨靴だとレインウェアとのすき間から
雨が入るので、長めのタイプがベスト。

マリンブーツなどのように、上部が紐で縛れるタイプは
さらに良いです。

これで完璧。

しかし、これは朝からザー、ザー降りのような時はいいですが
途中でやんだりした時にはジャマになるし、蒸れる、熱い。

雨天時以外に使っているシューズは私の場合はスニーカーなの
ですが、このスニーカーにレインカバーという方法もあります。

レインカバーは

こんな感じですが、これの中にズボンを入れてしまって、その上から
レインウェアを着るという感じです。